2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

最近の趣味

僕は最近観葉植物にハマってる。 小さな成長が毎日楽しい。 最初は、家のインテリアとして観葉植物を選び始めた。 めんどくさがりの僕は、いつものように母がお世話するようになるんだろうと心のどこかで思っていた。 しかし、観葉植物は違った。 小さな成長…

心あてに折らばや折らむ初霜の おきまどはせる白菊の花

今日の歌 凡河内躬恒(29番)『古今集』秋下・277 心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花 現代語訳 もし手折(たお)るならば、あてずっぽうに折ってみようか。真っ白な初霜が降りて見分けがつかなくなっているのだから、白菊の花と。 意味 【…

【My hair is bad】失恋中のあなたへ

My hair is badを知っているだろうか。 僕の好きなバンドの一つだ。 彼らの歌に 「また来年になっても」 と言うものがある。 「世紀の大失恋、その一方ラブホは満パンだった」 私はこのフレーズがとても好きだ。 誰かにとっての悲しい今日も、誰かにとっては…

【父の日】お父さんへの贈り物

今週のお題「お父さん」 僕はまだ学生だ。 母の日にはアルバイトで貯めたお金を使い、お母さんにプレゼントを買う。 4年間そうしてきた。 父の日はプレゼントをあげない。 お父さんには就職してから渡そうと思う。 これが父への最低限の敬意だ。 私の家はお…

何を食べるかじゃない誰と食べるかだ!

「今日ご飯何にする?」 この一声で僕らは各々の行きたいところを思い浮かべる。 「ジャンケンポン」 最初は大体あいこだ。 何度もジャンケンを重ねるごとに、運命の神様が選び抜いた精鋭たちが残る。 「ジャンケンポン」 敗者たちは、勝者を見守りつつ、残…

嵐吹く三室(みむろ)の山のもみぢ葉は龍田(たつた)の川の錦なりけり

今日の詩 能因法師(69番)『後拾遺集』秋・366 嵐吹く三室(みむろ)の山のもみぢ葉は龍田(たつた)の川の錦なりけり 現代語訳 山風が吹いている三室山(みむろやま)の紅葉(が吹き散らされて)で、竜田川の水面は錦のように絢爛たる美しさだ。意味【嵐吹…

御垣守(みかきもり)衛士(ゑじ)の焚く火の夜は燃え昼は消えつつものをこそ思へ

今日の歌 大中臣能宣(49番)『詞花集』恋上・225 御垣守(みかきもり)衛士(ゑじ)の焚く火の夜は燃え昼は消えつつものをこそ思へ 現代語訳宮中の御門を守る御垣守(みかきもり)である衛士(えじ)の燃やす篝火が、夜は燃えて昼は消えているように、私の…

思い違いですよ、それ

よく、自分は晴れ男だ。雨男だという人がいるだろう。 しかし、本当にそうなのだろうか? 今日晴れたのは、きっと誰のせいでもなく、天気の仕業だ。 晴れたことに晴れたのは自分のおかげだと後から理由をつけているだけなのだ。ーーー ある男がこんなことを…

月みればちぢにものこそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど

今日の歌 大江千里(23番)『古今集』秋上・193 月みればちぢにものこそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど 現代語訳 月を見ると、あれこれきりもなく物事が悲しく思われる。私一人だけに訪れた秋ではないのだけれど。 意味 【月みれば】「月を見ると」とい…

【座右の銘】今日という日は残りの人生最初の日

【面接練習シリーズ①】 僕の座右の銘は、 「今日という日は残りの人生最初の日」です。 この言葉には二つの意味あると考えます。 一つ目は、今日が常にスタート地点だということです。 私は、常に初心で学ぶことが、大切だと思っています。 私自身、大学でラ…

こんな〜が好きだ。

僕はこんな女性が好きだ。 Tシャツ一枚にラフにジーンズを合わせる。 靴はスニーカーで気分でキャップをかぶる。 魅力的に見える。 僕はこんな料理が好きだ。 食感は柔らかい。よく噛むというより、よく潰して食べるくらいだ。 味は濃いものがいい。 また食…

玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする

今日の歌 式子内親王(89番)『新古今集』恋一・1034 玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする 現代語訳 我が命よ、絶えてしまうのなら絶えてしまえ。このまま生き長らえていると、堪え忍ぶ心が弱ってしまうと困るから。 【玉の緒】もと…

誰かの物語は誰かの視点で

とうとう、試験まで1ヶ月が切った。 今日も同じようにマックへ行く。 勉強してる人、お話ししてる人、スーツ着てる人。 彼らは彼らの物語があって、僕には僕の物語がある。 そんなことを思いながら、今日はマックにいるおじさんがリストラされているのではな…

世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも

今日の歌 鎌倉右大臣(93番)『新勅撰集』羈旅・525 世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも 現代語訳 世の中の様子が、こんな風にいつまでも変わらずあってほしいものだ。波打ち際を漕いでゆく漁師の小舟が、舳先(へさき)にくくった綱で陸か…

山川(やまがわ)に風のかけたるしがらみは流れもあへ(え)ぬ紅葉なりけり

今日の歌 春道列樹(32番)『古今集』秋下・303 山川(やまがわ)に風のかけたるしがらみは流れもあへ(え)ぬ紅葉なりけり現代語訳山の中の川に、風が掛けた流れ止めの柵(しがらみ)がある。それは、流れきれないでいる紅葉の集まりだったよ。 ことば【山…

お香。

お香。 僕は寝る前にお香を焚いて寝る。 このお香を焚くことで快眠につながるのだ。 ただ、寝れないからお香を焚くのではないし、眠りたいからお香を焚くのではない。 ただお香を焚くのだ。 ゆず、ジャスミン、ラベンダーにマリン僕の家には沢山の種類のお香…

これがそりごぉしかぁあ

最近、ランニングを始めた。 日焼けで肌荒れを起こしてしまう僕は、日が落ちてから外を走る。 外は少し肌寒く、走るには絶好の気温である。 ランニングシューズの紐を結び直し、イヤホンの音楽を決める。 最近KーPOPにハマっている僕は、パク・ジニョンの曲…

あはれともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな

今日の歌 謙徳公(45番)『拾遺集』恋五・950 あはれともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな 現代語訳 私のことを哀れだと言ってくれそうな人は、他には誰も思い浮かばないまま、きっと私はむなしく死んでいくのに違いないのだなあ。 言葉 【…

ほととぎす鳴きつる方を眺むればただ有明(ありあけ)の月ぞ残れる

今日の歌 後徳大寺左大臣(81番)『千載集』夏・161 ほととぎす鳴きつる方を眺むればただ有明(ありあけ)の月ぞ残れる 現代語訳 ホトトギスが鳴いた方を眺めやれば、ホトトギスの姿は見えず、ただ明け方の月が淡く空に残っているばかりだった。 言葉 【ほと…

最近のプチ日課

最近僕はブログを書き始めた。 アウトプットすることは特にないが、面接の時に努力したことを言おうという策略がある。 しかし、ブログの他にもプチ日課があるのだ。 それは「しょーた」と「なおき」の英文を覚えることだ。 最近のお気に入りは hangoverとgl…

美容院行くとなんか喋れなくなりません?

今日は髪を切った。 長くて鬱陶しい髪とも今日でおさらば。 爽やかな風が髪と髪の間に流れる。ーーー ガチャッ 「どーもー。ちょっと待ってて下さいねー。」 若く気のいいお兄さんが僕に向かって話しかける。 「あっはい」 僕はいつものようにソファーに腰掛…

暑すぎて冬が恋しい

今日の歌 坂上是則(31番)『古今集』冬・332 “朝ぼらけ有明の月とみるまでに吉野の里にふれる白雪” 現代語訳 明け方、ほのかに空が明るくなってきた頃、有明の月かと思うほど明るく、吉野の里には雪が降っている。 言葉 【朝ぼらけ】 明け方のほのかに空が…

夢と責任 

今日はシャトルランをした。 高校生以来、実に5年ぶりのシャトルラン! シャトルランは嫌いじゃなかったし、結構走れる方だと思っていた。 心のどこかでは、体力に自信があると思っていたのかもしれない。 しかし、結果は最悪。走れるどころか、心も完全に折…

春すぎて夏来(き)にけらし白妙(しろたへ)の衣(ころも)ほすてふ天(あま)の香具山(かぐやま)

今日の歌 持統天皇(2番)『新古今集』夏・175 春すぎて夏来(き)にけらし白妙(しろたへ)の衣(ころも)ほすてふ天(あま)の香具山(かぐやま) 現代語訳 いつの間にか、春が過ぎて夏がやってきたようだ。 夏になると真っ白な衣を干すと言う、あの天の香…

逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし

今日の歌 中納言朝忠(44番)『拾遺集』恋一・678 逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし 現代語訳 会うことが絶対無いのなら、かえって、あの人のつれなさも自分の辛さも、恨むことはないのに… 【逢ふこと】 男女の逢瀬のこと 【絶え…

今来むといひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな

“今来むといひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな(素性法師)” 現代語訳 すぐ行きます。というあなたの言葉を信じて待っていましたが、あなたは来ず、待ちもしない九月の夜遅く明け方に出る月を待つことになってしまった。 平安時代、今とは違っ…

小粋なジジイのお葬式

いつもと変わらない毎日。 今日もマックにお世話になった。 「おはようございます。お客様ご注文いかがなさいますか?」 店員の爽やかな声は、僕の指先にまで響き渡る。 「アイスコーヒー1つ」 RECした毎日のスタートだ。ーーー 20代前後の僕達の会話には「…

吉野家戦争

上堂は僕たちにとって思い出の場所だ。 暑い日も、寒い日も上堂を拠り所とする僕たちは、無意識のうちに足を運んでしまう。 特にも、「吉野家」あそこは格別だ。 話し合いの時、友達の誕生日、思い出の断片にはいつも「吉野家」が映り込む。 「最近いってな…

あいつが来ない

最近暑い日が続いている。 扇風機と時計、そしてジャスミンの香りがするお香が睡眠導入剤だ。 乱暴に振りかざすプロペラ、時間のメトロノーム、そして柔らかく爽やかなジャスミンの香りが、何とも心地よい。 「明日も早起きか…明日こそはあいつより早く行こ…